東川口駅から徒歩6分、けやき通りから一本路地に入った閑静な住宅街にある『スペイン料理サブロッソ』。
白い外壁がオシャレでモダンな印象です。入り口には、スペインの国旗や大きなパエリヤ鍋が飾られています。
お店に入ってまず目にするのがスペインで購入されたという雑貨や、店長さんがスペインに留学されていたときの思い出のお写真。記者が見入っていると、店長さんがスペイン時代のお話を教えてくれました。ムール貝を使って作られたというカーテンや、ワインコルクをつなげたカーテンやフォトボードなどもあり、目を引きます。
店内には、スペインが生んだ画家パブロ・ピカソの「ゲルニカ」やフラメンコを踊る女性の絵が飾られていたり、と異国情緒あふれる店内。
スペインの職人さんが作った一点ものという鉄製のマタドール(闘牛士)のオブジェ。光があたると影ができ、美しいコントラストが生まれます。
同店のおすすめのメニューをさっそく、つくって頂きました。
こちらが同店の看板メニュー「サブロッソのミックスパエリヤ(2人前2,880円)」。具沢山で彩りもよく、目と舌で味わって頂けます。ムール貝やあさりなどの貝類は三重県から産直、鮮度の高いプリップリの海老は頭から殻まで食べられるそうです。魚介の旨味が染みこんだサフランライスは、おこげまでとっても美味。
こちらは、「スペインのハモンセラーノ(840円)」という生ハム。削いだばかりの生ハムは、口いっぱいに豊かな風味が広がります。
「スペインオムレツ(840円)」もおススメ。たっぷりのジャガイモをオムレツにした素材の味を活かした一品です。
こちらは女性に大人気のデザート「クレーマカタナーラ(420円)」。スペインの焼きプリンだそう。焼き目がなんとも美味しそうです。
「自分が美味しいと思ったものを丁寧につくること、自分の味がぶれないことが大事だね。料理は真剣勝負、絶対に手を抜かないという信念をもってやっています」と、店長の飯塚三郎さん。店名の「サブロッソ」は、スペイン語の美味しいという言葉とご自身のお名前をもじって名づけたそう。
飯塚さんは会社員を5年ほど経験後、「一生をかけられる仕事をしたい」と料理人を志し、スペインの明るいイメージに惹かれスペインに渡ります。昼間は大学で語学の勉強、授業が終わるとレストランで働きながら料理を学び、夜間は日本食のレストランでも働き、スペイン料理だけでなく日本料理についても学んだそう。帰国後は有名ホテルや一流店で修業を積み、平成3年30歳のときに南浦和に開店。平成8年に東川口に移転し、今年で20周年を迎えます。
当初はスタッフを雇い6人で営業していましたが、人任せにすると味が変わってしまうと、5年前からご夫婦でお店を切り盛りしています。お客様は地元の方が多く、なかには20年ほど通っている方も。「長くお店を続けてくれると、嬉しいわぁ」と言って下さる年配のお客様など、たくさんのファンがいらっしゃるのだとか。
取材の最後に「真面目に誠実に、日々の仕事を丁寧にすることが大事」と話して下さり、お料理だけでなく、人生にとって大事なことを教えて頂きました。
本格スペイン料理を頂ける同店では、お得なランチメニューやコース料理も充実しています。ぜひ、同店で本場スペインの味をお楽しみ下さい♪
※価格は全て税込
スペイン料理サブロッソ
048-298-0936
川口市戸塚東1-9-14(地図)
ランチ11:30~14:30(L.O.14:00) ディナー17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
駐車場あり
※記事は2016年3月時点のものです。
【ショップ優待カード】特典
お食事ご注文の方に一口おつまみサービス ※ご注文時にカードを提示下さい |